設計実績の紹介
東野町の家
三世代同居の離れ屋(板倉の家)
春日井市東野町の離れ増築案件です。
お盆や年末年始の里帰りから出産時の里帰り等、多目的な離れを板倉構法で設計しました。
外観朝日を受けるガルバリウム鋼板 ※1 の外壁・大屋根 ※2 。
座敷より廊下を臨む。
間仕切りは障子とじゅらく壁 ※3 。
21cm角の大黒柱。
LD(リビング・ダイニング)。大家族の集いの場。
上部吹抜部分よりキッチンを臨む。奥には機能的な造り付けのバック棚。
吹き抜けとロフト部分。ロフトを将来子供部屋等に変更可能。
語句説明
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※1
.ガルバリウム鋼板・・・従来の亜鉛鋼板(カラートタン)の3~6倍の寿命が期待出来るアルミニウム(=亜鉛合金メッキ鋼板)
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※2
.大屋根・・・一般的には1,2階を通してひとつの屋根にすること
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※3
.じゅらく壁・・・昔は和室等によく使用した塗り壁の一種
本庄の家
築80年古民家のリフォーム(板倉の家)
古民家の小屋組み ※4 の力強さを生かした板倉の家、築80年の古民家改修案件です。
三世代同居の100年住宅 ※5へ、耐震補強と水廻りのリニューアルを行いました。
主寝室。板倉材の壁と既設漆喰との協調。
続きの間(1) ※6。小屋組み ※4 の力強さと板倉材の暖かさ。
続きの間(2)。造り付け収納スペースを増設。
開放的な広い階段。板倉材で手摺壁を造り付け。
1階LDKの和室。すっきり和風の大壁仕様 ※7。
語句説明
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※4
.小屋組み・・・屋根の下地部分で梁、合掌、束、母屋、垂木等で構成されている部分で普通天井の中に隠れている
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※5
.100年住宅・・・長期に使用できる様に計画された耐久性がある住宅
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※6
.続きの間・・・和室等ふたつの部屋の建具を取り外すと一室になるような室
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※7
.大壁仕様・・・壁部分に柱が表に見えない仕上げ方
事務所の改築
板倉の家風リフォーム
板倉の家風リフォームにより、内装のイメージチェンジと耐震補強を兼ねています。
板倉材を見る、触れる、感じるモデルルームとして、板倉の家風アトリエ造りを目指しました。
外観。リフォーム前。
外観。リフォーム後、増築部。
外観。リフォーム後、南方の庭から。
増築部内観。
造り付け棚も板倉材(国産杉)で。
既設の和室内部を改修。床・壁を土壁・たたみから板倉材の仕上げに。